よくある質問: 英語教育について
プリスクールはお月謝が高くて通う事ができません。家庭でDVD・CDなどで英語環境を補っていますが、それで大丈夫でしょうか?
ご家庭でも、無理のないように親子でDVDを見たり英語音楽を聴いたりなどして英語学習を楽しんでいただければと思います。ただ、英語定着にはある程度コミュニケーションが必要です。一方通行になりがちなDVDや、CDによる一人での英語学習では定着が難しいと思います。
英語の勉強は何歳から始めるのが良いでしょうか?
子どもは語学の天才です。英語が話せることは特殊技能ではなく日本に住み日本人の親からかけられる言葉が日本語であれば母国語は日本語になり、英語を母国語とする国の子供は普通に英語を話すことができるようになります。 それを考えると、0歳から始めるのが一番理想だと思いますが、英語はコミュニケーションの中でこそ身につくものです。ですので、始めるタイミングは「お子さまとある程度コミュニケーションできるようになった時」を目安にするとよいでしょう。 もちろんお子さまによって成長には個人差があります。大人の言っていることが理解できるようになり、発話しはじめる頃を目安にしてご家庭でお子さまの発達を見ながら判断してください。当園では、1歳3ケ月から入園できるクラスがあり、大半のお子様が1歳3ケ月から1歳6ケ月頃の月齢に入園されています。
家でも習ってきた事の復習をしたいのですが、英語が苦手なので、子どもに接する事ができません。何かアドバイス方法や対策方法ありますか?
園で学習した内容の復習に関してですが、園では事前に月のテーマとなる本を保護者様にお渡ししています。同じテーマを日本語ならどういう風に言うのか一緒に復習してみるのは有意義な体験となるのではないでしょうか?保護者様の無理のないように親子で英語学習を楽しんでいただければと思います。 英語を身につけられるのは、「幼児期だけ一時期に英語を学んだ子」ではなく「長く英語を学び続けることができた子」です。だから、幼児期の今は、学び続けるための意欲となる「英語は楽しい」「英語を話したい」と思うモチベーションを育むことを目標にしましょう。
園内で日本語が使われる事がありますか?
基本的に園内では英語環境になります。園に入ると、子ども達もスタッフも全員が英語だけを使います。これは英語環境の時間にスタッフが日本語を使用すると、子ども達が日本語の訳や指示を待つようになってしまい、子ども達を混乱させ英語教育の妨げとなってしまうからです。子ども達は始めのうちは日本語も使用しますが、時間がたつと少しずつ自然と英語も使用するようになってきます。しかし、友達と喧嘩をしたりレッスンに集中できなかったりと、何か問題が起こった時には、保育士や日本人バイリンガル講師が日本語で子ども達に話しかけて問題解消に努めます。
親が英語を話せないので、家での英語環境が難しいのですが・・・
ご心配いりません。お子さまには、お家でたくさんの日本語で話しかけていただく事が何よりも大切です。年齢に応じた日本語の発達も無視はできませんし、日本語運用能力の発達は英語力が伸びていく要素でもあります。家庭ではできるだけ日本語でのやりとりをお勧めします。もちろん、英語をお子さまに定着させるためには、授業時だけでなくご家庭でも英語に触れる機会・環境があれば最適です。しかし親が無理して英語を使った場合、結果として文法も発音も間違ったまま覚えてしまう可能性があります。親の役割はあくまでも英語のサポートであって、直接教えることではありません。お子さまとともに英語を習うという姿勢で、家庭での英語接触の場をつくるとよいでしょう。最近は英語教材が豊富にありますから、英語が苦手という親御さんでも心配はいりません。
日本語もうまく話せない年齢の子どもに英語を話したり、理解したりすることはできるのでしょうか?
ちょうど言葉を覚え始め話し始める1歳~2歳頃の年齢が、聞こえた音をそのまま発音することが無理なく出来る時期になります。この時期に英語耳を作っておくことが出来ればその後の英語学習をスムーズに進めることができるようになる可能性が高くなります。 この年齢の子どもが話す英会話は、ネイティブの発音に極めて近いです。耳で聞き、文法の勉強をせず、口で表現するからです。この年の最大のメリットは、「字が読めないこと」です。 子ども達は、耳と絵とジェスチャーでしか英語を理解する手段がないため、耳と口は「英語の音」を聞き、それを話すことに何の抵抗もありません。言葉は生活面の自立により更に発達します。この時期に外国人講師や同年齢の子ども達との英語での言葉のやりとりをする事により社会性が身につき、より自然に英語が身につきます。